柴犬ゴン太の成長ブログ

愛犬との毎日をブログで紹介します。おすすめのドッグフード紹介もあります。

愛犬の健康とおすすめのドッグフードの関係

これまでの疫学的な調査から、犬と過ごすことでストレスが軽減すると言われてきました。つまり犬は人の社会緩衝となりうると考えられます。一九七〇年代後半以降、犬が飼い主の健康に与える効果について蓄積された研究成果があります。一九八〇年にフリード…

犬と人間の共存の歴史を考古学的に検証する

犬と人が収斂進化を遂げているとすると、人の進化の過程でチンパンジーと分かれたのも、同じようなプロセスを踏み、つまり惰動行動が穏やかになり、より協力的な個体が生まれたために、人が人特有の進化を始めたのかもしれません。 人という種もネオテニーが…

犬の共感性

犬の共感性は個体の生存確率を上げる、適応的な行動の一つであると解釈できます。情動の同調には最低限でも、情動を伝えるシグナルが存在し、それが受容されて'同じような情動回路を刺激する必要があります。簡単な例は、サルが木の上で空高く飛ぶワシを見つ…

犬の知能

食べ物の反射的な共有は多くの動物種で観察されています。鳥の親がひな鳥に餌を持ってくるものがありますが、この行動は反射的にプログラムされたものであり、自己認知などができなくても成り立ちます。犬でも現在、このような「食べ物の共有」を調べる研究…

犬は自分を犬だと認識しているのか

犬は時空間的に存在することを知っているかという問いかけがあります。自分が存在することを知ることは、自分と他者の違いを理解するための起点になります。これまで実験的に行なわれてきた自己認知のテストは、マークテストといわれるものです。このテスト…

イヌの進化とオオカミの歴史

犬の大きさの違いに関わる遺伝子が同定されましたが、今後は身体的違いだけでなく、さまざまな行動的な違いを生じさせる原因遗伝子が同定されていくことでしよう。アメリカでは、犬のゲノムプロジェクトで行動や情動を司る造伝子の研究が大規模に進められて…

犬の能力

犬が人の視線や指による指示を見て、その先にある箱に餌があると気づくような能力は犬特異的であり、オオカミでは認められないものであることがわかりました。しかしその後、これらヘア博士らの主張に対して、アメリカのフロリダ大学のゥデル博士らは反証の…

愛犬の活躍で火事から逃れる

愛犬ポチは年をとり、以前よりも動きが鈍く反応も不確かだった。それでも彼は家を守る役目をみずから受けて立ち、その知能と問題解決能力をひたすら主人の安全と幸せに捧げきったのである。老いすなわち無能、役立たず、疲弊では決してない。ポチはその夜、…

犬の性格

動物に意志や感情などの存在を認めず、客観的に観察でき、測定しうる行動のみしか認めない行動主義心理学者とは、徹底して反対の立場を貫いている。それは、常に自分のまわりは「犬だらけ」で、優れた訓練士であるとともに「自他ともに認める愛犬家」である…

日本の犬の飼育事情

日本はほんの少し前まで、ぺットとしてのイヌはきわめていいかげんに扱われてきました。庭につなぎっぱなしで、食べ物は人問の残飯、予防接種もろくにせず、病気になって死んだら、次のイヌを近所からもらってきてまた飼い始める……この繰り返しでした。しか…